掛け軸についての講座【アート静美洞・掛軸】 | ||
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■掛軸の取扱い(鑑賞・かけ方) 掛軸は、中国より伝わって以来多くの表具師によって研究伝承され、日本の生活様式によく調和し、書画の鑑賞にも保存にも適した日本独特の美術工芸品といえます。掛物は気温・湿度に敏感ですので、取り扱いにはそれだけ配慮が必要です。 ■鑑賞への心配り 表装の出きたては、糊が充分馴れていないため狂いがきたり、シミが出やすいので、最初の一ヶ月間は晴れの日を選んで、三日に一日の割合で掛け、二日は休ませることを繰り返して下さい。その後掛ける時は、三日以上は続けて掛けないように、特に一過間以上の掛け放しは極力避けて下さい。空調の強い乾き過ぎたり湿度の高い室内、又雨や風の強い日、日光のあたる場所は、ソリやシミの原因となりますので避けて下さい。 掛物の内容は来客により、又四季の空気に合わせて画題を選んで下さい。
■掛軸の取扱い(しまい方・保存)
■風鎮の使い方
■用語集
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