ニコラ・ランクレ『二人の少女を伴う男女』を特別価格で販売【アート静美洞】

◆ ニコラ・ランクレ（Nicolas Lancret）◆
1690　パリで職人一家の息子として生まれる。
1703　装飾図案家から絵画を学ぶ。
　　　　その後、歴史画家ピエール・デュランのアトリエに入門。
　　　　ルモワーヌと共に王立絵画・彫刻アカデミーの学生となり絵画の基礎を習得。
1712　クロード・ジロのアトリエで同様式を学び始めるが、
　　　　同時期に出会ったヴァトーから雅宴画表現の決定的な影響を受ける。
1719　王立絵画・彫刻アカデミーの正式な会員となり、
　　　　以後、依頼主からの注文を数多くこなし画家としての確固たる地位を確立する。
1743　パリで死去。

雅宴画（フェート・ギャラント）の代表的画家。
軽やかで明瞭な色彩による典雅的表現や、機転の利いた当意即妙な場面描写、
抒情的な雰囲気を醸し出す田園風景によって同様式の典型となる作品を制作。
現在では、アントワーヌ・ヴァトーの雅宴画様式を受け継ぎ、ヴァトーの死後、
雅宴画を広めた画家の代表格とされている。

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