■シルクスクリーン版画について■ シルクスクリーン版画とは、従来からの絵画的表現では得られない強烈な色彩や、 グラデーションの美しさ、特に色むらのない色面や単純化された抽象的な形の色 面構成など、抽象画家や商業美術家遠の間で盛んに用いられる技法です。
従来からの肉筆印刷技術では到底及ぶものではありません。 作家が歳月をかけて研究し開拓した高度な製版技術、それは絹の繊細な織布でスクリーンを作り、その上にオリジナルなイメージを創作製版し、熟遠した高度の摺技術によつて、一色ごとに丹念に握り上げ摺り重ねて完成した、芸術性の高い作品です。
◆ 吉岡 浩太郎(よしおか・こうたろう)(KOTARO YOSHIOKA) ◆ 1928年 山口県に生まれる 香月泰男に師事 1967年 スクリ−ン版画の研究を始める 1973年 絵画研修のため渡米 1974年 セントラル画廊でスクリーン版画個展 1989年 絵画研修のため渡米 1992年 スクリーン版画個展 1996年 日蓮宗、円頓寺壁画制作 1997年以降 毎年ピクチャーショウーで新作発表 各種カレンダー、雑誌(表紙)掲載 2004年 東京絵画フェスティバル出品