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天野和敏『中庭の見える図書室』

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技法(種別)  
ジクレー
 
額装サイズ
35×29cm

絵サイズ
21×16cm


[補足説明]
限定100部 作家サイン入り 新品 額付
 
販売価格 4,400円(税込)

[作品のお問い合わせ]
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◎ こびとの森 ◎

「中庭の見える図書室」

次のお休みの日には
どんな楽しいことが待っているのだろうかと
わくわくすることを忘れてしまった時のお姫さまへ


お姫さま、いかがお過ごしでしょう?
先日のお休みの日には楽しく過ごされましたか?

さて、今日はお姫さまに図書室のことについて、お話致しましょう。

もうお姫さまは本の面白さはご存知でしょう。
本と申しましても、いろいろな本がございます。
その中でも、世には文字がたくさんある本こそが上等な本だと思い込んでいる方もおられるようですが
けして、そのようなことはございません。
文字が、ほとんどないような本でも立派な本でございます。

本において何よりも大切なことは、本の中にある世界に憧れを抱かせてくれて、さらに、その本の向こうに
お姫さまの心をときめかせてくれる現実の夢とつながっているところまでを確かめさせてもらうことではないでしょうか。

お姫さまは、これまでどのような本との出会いがございましたか?
私の場合は屋敷に古くからある図書室の中を、ほっつき歩いて、何となく気になって開いてみた本の中に
いつの間にか引き込まれていることが多くございます。

私の屋敷の図書室には、顔も見たことのないご先祖の方々が遺していかれた本が多くございます。
一度も触れたことのない本の方が多いのです。くたびれている時などには、うっすらと埃がたまっているような
本を手に取る気にならないということもございます。

だからと言って、お姫さま、私が図書室というものを、とても面白い場所だと感じていることには変わりはございません。
なぜなら、いろいろな時代に生きていた方々が、どこからか手に入れた本を読んでは本棚に並べていった
その過程が全て残されているということが、とても気に入っているからでございます。
私は、そこに、この世に生きていた方々の歴史を振り返っているかのような感覚を覚えるのでございます。
また、自分の知らないご先祖様が触れていた物に自分も触れているということに対し感慨深い思いを抱くのでございます。

お姫さま、お姫さまにも図書室を好きになっていただけたら嬉しく思います。
図書室にいる間に本を開かずとも良いのです。
たくさん並んだ本の姿を眺めているだけでも良いのです。
お姫さまでしたら、きっとで何か面白い発見をなさることでしょう。

私の場合、屋敷の地下の図書室に行きますと本の中に埋もれてしまって息苦しい印象を持ちます。
そうかと言って外に出ては、あまり本を読む気が致しません。
しかし、中庭の見える図書室で本を手にしておりますと、本の中の世界と現実の世界との境界があいまいになるような気持ちになり好きです。

ところで、お姫さまのお屋敷には本棚がございますか?
もし、お持ちでないようでしたら本棚を持つことをおすすめ致します。

思い浮かべてみて下さい。
一通りのことをやり終えて、何の心配もない休日の昼下がり、柔らかな日差しがお姫さまのお屋敷の本棚に並ぶ本を照らします。
お姫さまが幼い頃に、お母様が読んで下さった本。お姫さまが幼い頃に気になって何度も開いた本。
お姫さまが初めて自分で探して手にした本。お姫さまに大切な考え方を示してくれた本。
お姫さまが夢中になって読んだ本。それらを眺めているだけでも楽しいことでしょう。
その上、その内の一冊を手にとっても、とらなくても、ふと、窓の外に見える中庭に目をやって、美しい空や美しい草花が見えたなら、
どれほど心が癒されることでしょう。

ぜひ、お姫さまも図書室、あるいは、お気に入りの本棚を設けてみてはいかがでしょう。
お姫さまが愛する本が、ずらりと並んでいる情景は、それだけで素敵な香りがいたします。
今のお姫さまを育ててくれた一冊一冊の本が記憶や思い出の中にあるだけでも素敵なことでしょうから
それらの本が捨てずにとってあって、今、ページを開くことができるとしたなら、それはきっとで幸せなことでしょう。

■ 天野 和敏(あまの・かずとし)■
1969年 9月27日、静岡県藤枝市に生まれる。
1987年 洋画研究所に通い、本格的に絵を習い始める。
1990年 日本デザイナー学院(東京)卒業。
1995年 アトリエ・サン・クルーにて初個展。
1996年 由美画廊にて個展。
1998年 GALLERY 55を開廊する。
2001年 静岡グランシップ「アートフェスティバル静岡」に出店。
2002年 「ART PARADISE」発行開始。
 
2003年 「GALLERY 55」の名称を「天和美術館」に変更する。
    天和美術館第一回常設展開催。
2004年 天和美術館をホームページ上での運営に切り換える。
2005年 芸術世紀フェスティバル2005に「ねずみ」を出品、優秀賞を受賞する。

 『こびとの森』とは
「こびとの森」とは、天野和敏がその妻と二人で創作している物語です。
「こびとの森」には天上の世界からやってきた幼い天使のこびとちゃんたちが登場します。
天使たちの姿は人の目には見えませんが、神様の願いを受けて、いつも私たち人間が幸せになる方向へと
導くお手伝いをしているのです。



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