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歌川広重『草津(名物立場)』

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技法(種別)  
木版画 
外寸サイズ
44×37cm
内寸・その他サイズ
30×19cm

[補足説明]
新品 額付 用紙:越前生漉奉書・手摺り 復刻版
 
店頭価格 15,750円(税込)
販売価格 8,400円(税込)

[作品のお問い合わせ]
53・草津(名物立場)
 海道は右手に琵琶湖が近く、草津に着く。石部から10.7里に当たる。ここは中山道と東海道の分かれ道、つまり追分で、中山道は江戸から木曽路を通って、ここで合している。従って宿駅としては繁栄を見たところと思われる。

 広重は、ここの立場でもあった、名物姥ヶ餅屋を描いている。街道には慌ただしく早駕篭が飛び、上納荷が担がれていく。しかし姥ヶ餅屋では旅人も馬士も駕篭かきも、一椀の姥ヶ餅に旅の疲れを休め、名物に舌鼓をうっているのどかさである。追分の道標が見え、餅屋を右に入るのが中山道か、暗い木曽路を象徴するような、かげりを見せている。画題は「名物立場」。

 姥ヶ餅というのは、寛永のころ、江州の代官であった六角左京太い夫の子孫が亡ぼされた時、その幼児で三歳になる子を乳母が育てるために餅を売ったというのが由来だという。

 草津から、次の大津へは矢橋から琵琶湖を船で渡るのと、瀬田唐橋、膳所を過ぎて、大津に入る陸路と二つがあった。





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