歌川広重『藤川(棒鼻図)』を特別価格で販売致します【アート静美洞】 | ||||||||||||||||||||
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歌川広重『藤川(棒鼻図)』 |
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38・藤川(棒鼻図)
藤川は赤坂から9里である。広重は天保三年に八朔の御馬献上の行列に加わって東海道を下り、東海道五十三次の画ざいはこの時に、彼の画嚢に納まったのである。しすて江戸に帰った後、この続絵を描き、翌四年から出版、五年に五十五枚を完成したのである。御馬献上というのは、毎年八月一日を期して幕府から朝廷へ馬匹を献上する慣例であって、その行列が、いま藤川宿の入口にさしかかったところが、この絵である。町役人や旅人は土下座してこの行列を迎えている。献上の馬には御幣をつけ、多くの侍がつき従っている。極めて厳粛な雰囲気の絵であり、霞の描き方も様式的である。こうした情景は、広重がこの一行に加わっていたから描けたものと思われるし、この東海道上りによって広重の東海道絵が生まれたことを思えば、絵の出来栄えよりも一つの記念すべき作品とも見られる。画題の「棒鼻の図」は、藤川宿の入口を意味する。 |
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