歌川広重『吉田(豊川の橋)』を特別価格で販売致します【アート静美洞】 | ||||||||||||||||||||
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歌川広重『吉田(豊川の橋)』 |
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35・吉田(豊川の橋)
二川宿から6・で吉田の七万石の城下町へ入る。吉田は、今の豊橋である。右手前に吉田城を描き、いま修繕中である。「吉田通れば二階から招く」の俚謡は今に伝わっていて、この町の繁栄していたことが偲ばれる。左手に豊川にかかる画題となっている「豊橋橋」が見える。城の足場から職人が小手をかざして、その橋の方を眺めている姿が面白い。この天守閣を見ると、大阪落城の時、逃れた家康の孫娘千姫の昔話が思われる。城と橋梁の機構美を悠々と流れる豊川の藍がつないで、その美しさを増している。 遠く見える山は、鳳来寺山であろうか。今も信仰の絶えない豊川稲荷は、この川の上にある。この絵は北斎を思わせるような構図であるが、北斎の厳しさとは、また違った軟らかさと静かさを見せて、広重の画質を、よく出している。遠くの空の茜色など広重でないと出せない色である。 |
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