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歌川広重『舞阪(今切真景)』

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技法(種別)  
木版画 
外寸サイズ
44×37cm
内寸・その他サイズ
30×19cm

[補足説明]
新品 額付 用紙:越前生漉奉書・手摺り 復刻版
 
店頭価格 15,750円(税込)
販売価格 8,400円(税込)

[作品のお問い合わせ]
31・舞阪(今切真景)
 浜松から11.3・で舞阪に達する。ここは浜名湖の東岸の宿場である。ここから海上4・で対岸の荒井に達する。広重のこの絵は一つの風景画としては構図的にも成功している作である。この五十三次は風俗的風景がであるところが一つの特徴であるが、広重は例えば、由井。江尻のような完全ともいうべき風景画を処処にはさんで変化を与えているが、これもその内の一つをいえる。ただ、この絵で、中央に突き出ている岩山が舞阪では実際には見られない。そこで舞阪の風景としては写実的でなく、一種の想像図という外はない。深い藍の海の色が、この絵の大部分を占めているが広重の藍は、外人がヒロシゲ・ブルーと呼ぶほどに、どの絵にも印象的な美しさを与えている。右手に遠く、小さく白雪の富士が描かれているが、富士の姿も、この辺を最後に遠く視野から消えてゆく。

 舞阪から対岸の荒井までを、「今切」というが、ここは古は陸地であって、浜名湖は遠州灘とは続いていなかった。明応八年(1499)の大地震と津波で、この間が切れて浜名湖と海はつながってしまった。それ故に今切の名が出来たが、切れるという名を嫌がって縁談のきまった女性はここを渡ることなく、湖辺を迂回して、本坂峠を越したという。画題は「今切真景」となっている。





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