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歌川広重『吉原(左富士)』

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技法(種別)  
木版画 
外寸サイズ
44×37cm
内寸・その他サイズ
30×19cm

[補足説明]
新品 額付 用紙:越前生漉奉書・手摺り 復刻版
 
店頭価格 15,750円(税込)
販売価格 8,400円(税込)

[作品のお問い合わせ]
15・吉原(左富士)
 原から十二.六粁で吉原宿であるが、原から吉原にかけ、富士の姿が最もよく眺められる。吉原宿から駿河湾田子の浦は程近い。平坦な街道には松並木がつづき、道は曲がりくねって今まで右手に見えていた富士山が左手に見える。これを「左り富士」という。画題も「左り富士」で、左へ曲り、さらに右につづく。曲折する松並木の街道を描き、富士の姿を左手に見せている。馬士が子供三人を乗せていく姿を後ろから描いているのも面白く、先きをいく駄馬と旅人の姿が遠く松並木に見えがくれする構図もなにか道の遠さを思わせている。

 右手に見える遠山は愛鷹山であろう。三島・沼津では目前にあったこの山も、ここまでくると、もう右手に去って富士が正面に見えるようになる。松並木は宝暦十二年(1762)幕府が街道を整備して作ったものといえわれる。街道の松並木は、旅情をなぐさめ、日光の直射をさえぎって憩いを与えたことであろう。

 なお、この絵には松並木の違った異版がある。





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