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葛飾北斎『御廐川岸より両国橋夕陽見』

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画像2   
技法(種別)  
木版画 
額装サイズ
44×37cm
絵サイズ
29×19cm
新品 額付 用紙:越前生漉奉書・手摺り 復刻版
 
店頭価格 15,750円(税込)
販売価格 8,400円(税込)

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【作品解説】
35・御廐川岸より両国橋夕陽見(Sumset view across Ryogoku Bridge from the bank of Sumida River at Oumayagashi)

この図は佳作の一つである。本所の御廐川岸から浅草への渡し舟(今は廐橋)が中心でさまざまな乗合の人々を、さまざまな形態で巧みに描いている。
遠く両国や対岸の浅草側もすべて夕陽のうちに逆光線で描かれ、西の空のタ焼に染った中に富士の姿も逆光線で藍色に染っている。
いかにも実感がある。波の描写は北斎の得意である。岸辺近くのうねりも巧みに舟の行くさまが感じられる。

【作者略歴】
葛飾北斎(かつしか・ほくさい)
1760(宝暦10年) 蔦飾北斎生る。
1778(安永7年) 19歳、勝川春章に師事、春朗と号す。黄表紙のさし絵や役者絵をかく。
1780-1800(天明・寛政のころ) 歌川豊春、司馬江漢の影響をうけて、洋風技法を学び、遠近法、陰影法の研究を続ける。
1801(享和1年) 洋風技法による『くだんうしがふち』『たかはしのふじ』などの「ひらがながき」の洋風版画をかいた。
横文字でかいたようにみえるサインがある。
1814(文化11年) 『北斎漫画」をだしはじめる。嘉永2年(1849)まで続き、13編で一応完結。
1823(文政6年) 『富嶽三十六景』をかきはじめる。
1834(天保5年) 『富嶽百景』をかきはじめる。
1849(嘉永2年) 北斎没、享年90歳、作品は3万枚をこえ、『富嶽百景』は完結せず。

※「富嶽三十六景」四十六枚は、古来日本人のすべてに愛され親しまれてきた富士山を中心に、自然界の風景を幾何学的要素に還元して見る手法を縦横に駆使し、清新な色調で組絵の面白さを求めた傑作で、北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたといえよう。






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