歌川広重『袋井(出茶屋)』を特別価格で販売致します【アート静美洞】 | ||||||||||||||||||||
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歌川広重『袋井(出茶屋)』 |
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28・袋井(出茶屋)
袋井宿は掛川から九.七粁で、この絵は宿外れの一風景である。画題は「出茶屋ノ図」であり、出茶屋とは街道の、ところどころに葭簀張りの簡単な休み所のことで、旅人はこうした茶屋で足を休め渇きをいやしたものだ。欝蒼と茂る大樹の下の出茶屋で、飛脚は腰をおろして一服し、駕篭かきの一人は駕篭に休み他の一人は煙草の火をつけている。枝から大薬罐をつるしている茶見世の媼、立ちのぼる薪の煙、まことに野趣横溢の風景である。右手はひらけてとり入れの済んだ野面と村落。左手に絵をよせて、右手の草むらに立てた立札で画面の均衡をはかっている。その立札の上にとまっている燕の姿が印象的で、しかも、この小鳥が、やがてここから去っていくであろう燕であるところに旅情を深く感じさせている。 版元保永堂は、この東海道を出版するに当たって、仙鶴堂の助力を得、合版で十一図(他に岡部の図は仙鶴堂版)出版したが、この袋井の図を最後として合版の印は終わって、以後京都まで、保永堂の単印。つまり保永堂の独力で出版されている。 |
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